大豆のお肉(ソイミート)とは?種類やレシピを紹介

2020/12/16

牛・豚・鳥に続く「第4の肉」として今、注目を集めている「大豆のお肉」。栄養面でも環境保護の観点からも評価の高いこのヘルシーフードは、低カロリーで高タンパク。女性にうれしい成分が豊富で、なおかつ長期保存も可能など、魅力がいっぱいつめこまれています。今回は、このヘルシーでエコな大豆のお肉について、簡単レシピと合わせてご紹介します。

レシピ提供:マルコメ株式会社

大豆のお肉(ソイミート)とは?

ソイミートとは

「大豆のお肉」は、動物のお肉(牛や豚、鶏など)をいっさい使用せず、「畑のお肉」と呼ばれる大豆を使ってつくった「お肉のような見た目」の食品です。もともとは、ベジタリアンやヴィーガンといった菜食主義者の人たちに向けてつくられた食品でしたが、「低カロリー・低脂質・高たんぱく」といった栄養面や保存性の高さなども注目されるようになり、「大豆のお肉」や「大豆ミート」「ソイミート」などの名称で人気を集めるようになりました。

コレステロールフリーなうえに、コレステロール値を下げる大豆ペプチドや、コレステロールの吸収を抑えて代謝を促進する大豆サポニンなども含まれているため、大人から子どもまで家族全員で摂りたい食品です。

大豆のお肉の種類

「大豆のお肉」には乾燥したものをお湯で戻すタイプ、水切りや湯切りなしでそのまま使えるレトルトタイプ、そして冷凍保存できるタイプがあります。どれもお肉の代わりにしたり、お肉と混ぜたりして簡単に使えます。

また、ひき肉のように使える「ミンチ」、お肉を削ぎ切りにしたような形状の「フィレ」、かたまり肉のような「ブロック」があり、用途に合わせてセレクトできるのもうれしいポイントです。

大豆のお肉の魅力 「大豆」は実は地球環境にやさしい

大豆のお肉の魅力

まるでお肉みたいな「大豆のお肉」。でもお肉とは異なり、「大豆のお肉」は地球環境にとてもやさしい食品なんです。たとえば、牛を育てて肉を得るためには、たくさんの飼料を必要とします。大豆と同じ重量の牛肉を摂るためには、大豆1に対して約10倍の飼料が必要となり、その飼料を運んだりするためにエネルギーも使用されます。

また牛を育てるためには、たくさんの水も必要としますが、大豆のお肉は貴重な水資源の節約にも効果を発揮します。さらに、牛のおならやげっぷに含まれるメタンガスは、二酸化炭素以上の温室効果があるとも言われているので、「牛のお肉」を「大豆のお肉」に代えるだけで、温室効果ガス排出量の削減につながるというわけです。

長期保存できる!

大豆のお肉は常温でも保存可能で、賞味期限は商品によって異なりますが1年以上おいしく食べられることも大きな特徴です。ストックしておけば、忙しい日の夕食づくりに大活躍するだけでなく、防災用としての備蓄にも最適。日々の料理で使いながら備蓄する“ローリングストック”をしていけば、いざというときに大いに役立ちます。

このように電気などを使わずに常温で保存ができ、二酸化炭素の排出量も削減できる「大豆のお肉」は、地球にとってもやさしい食品なのです。

では、大豆のお肉を使った簡単レシピをご紹介していきましょう。

大豆のお肉レシピ①:からあげ

大豆のお肉のレシピ①

ひとつ目のレシピは、大人も子どもも大好きなから揚げ!揚げ物料理がヘルシーに食べられるのはうれしいですよね。フライパンで揚げ焼きにすれば、さらにヘルシー度アップ!つくり方もとても簡単なので、ぜひ試してみてください。

●大豆のお肉のから揚げ

材料/2人分
大豆のお肉(ブロック)……40g

【A】調味料
塩・こしょう……適量
マヨネーズ……小さじ2
しょうが(すりおろし)、にんにく(すりおろし)……各小さじ1
しょうゆ……大さじ1

片栗粉……大さじ1と1/2
サラダ油……適量

つくり方
① ビニール袋に【A】の調味料を入れて混ぜ、大豆のお肉を入れもみ込む。
② ①に片栗粉を入れ合わせる。
③ 180℃くらいのサラダ油で揚げる。

大豆のお肉レシピ②:青じそ餃子

大豆のお肉レシピ②

続いてご紹介するのは、しその香りが食欲をそそるヘルシーなのに食べ応えたっぷりの餃子です。

●大豆のお肉の青じそ餃子

材料/2人分
大豆のお肉(ミンチ)……80g
白菜……100g
青じそ……5枚
餃子の皮……10枚
塩……小さじ1/8
しょうゆ……適量
片栗粉・小麦粉・水・油…各大さじ1

つくり方
下ごしらえ
白菜はみじん切りにして塩をまぶしておく。青じそは千切りにする。
① 白菜の水分をぎゅっとしぼりボウルに入れて、大豆のお肉、青じそ、塩、しょうゆ、片栗粉も入れてよく混ぜる。
② ①を10等分して、餃子の皮で包み、水で溶いた小麦粉でとじる。
③ フライパンに油をひき強火で熱し、②を並べてから水(分量外)を餃子の高さの1/3まで入れてふたをして中火で焼く。
④ 水分がなくなったらふたを外して焦げ目がつくまで焼き、器に盛り、青じそ(分量外)を添える。

大豆のお肉のレシピ③:レンジでなすキーマカレー

大豆のお肉のレシピ③

最後にご紹介するのは、電子レンジで簡単にできる時短カレー。野菜のうまみと甘みたっぷりで、冷めてもおいしく食べられるひと品です。

●レンジで!大豆のお肉のなすキーマカレー

材料/2人分
大豆のお肉(ミンチ)……80g
玉ねぎ……1/4個
にんじん……1/3本
なす……1/2本
ピーマン……1個
ご飯……2人分
レタス、トマト(一口大)……各適量

【A】調味料
カレールウ……30g
ウスターソース……大さじ1/2
にんにく(すりおろし)、しょうが(すりおろし)……小さじ1/4
オリーブオイル……大さじ1
水……カップ3/4カップ(150ml)

つくり方
① 玉ねぎ、にんじんはみじん切りに、なす、ピーマンは1.5cm角に切り、なすは水にさらして水けをきっておく。
② 耐熱ボウルに【A】の調味料をすべて入れて混ぜ合わせ(ルウはかたまりのままでOK)、①と大豆のお肉を加え、混ぜ合わせる。
③ ②をラップをかけずに電子レンジ(600W)で2分加熱し、一度混ぜ合わせ、再び4分加熱して混ぜ合わせる。
④ 器にご飯を盛り、③をかけ、レタス、トマトを添える。

食材の新たな選択肢に「大豆のお肉」を!

大豆のお肉は女性ホルモンと似た働きの大豆イソフラボンが含まれるだけでなく、食物繊維やミネラル、ビタミンB群も豊富なので、女性だけでなく、ちょっとメタボが気になるパパや、野菜不足になりがちなお子さんの健康のためにも良さそうですね。さらに温室効果ガスを削減する効果もあることから、牛肉や豚肉、鶏肉を大豆のお肉に代えることが身近なエコ活動にもつながります。家族の健康のため、そしてちょっと未来の地球のことを考えて、ときには「大豆のお肉」をお料理の主役にしてみませんか。

このように、毎日のお料理でも地球環境に貢献できたらいいですね。エコ・環境についての情報は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

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