「わが家の家事分担ルール」ゆとりある生活を送る夫婦が教える無理のない家事の分担法

2020/10/21

仕事・家事・育児に追われて忙しい日々……少しでもゆとりあるものにするために、できれば夫婦で家事を分担したいけど、分担してかえってイライラが増えるのも嫌だし……「うまくいっているおうちはどうしてるのかな?」と気になることってありますよね。無理なく夫婦でできる家事分担にはどんなコツがあるのでしょうか?

今回は、小学生ふたりの子育てをしながら、家族のふれあいタイムを大事にしつつ、自分時間もしっかり確保してゆとりある生活を送る、リモートワーク中のご夫婦にお話を伺いました。家事分担を成功させる秘訣や時短家事のコツなど、生活がよりハッピーに、家族が幸せになれる「わが家のルール」について実例を交えながらご紹介します。

リモートワークによって生まれた家庭の変化

今回インタビューに答えてくれたのはSさん家族。夫(38歳)、妻(38歳)、長男(小3)、長女(小1)で都内在住、2LDKのマンションで暮らしています。

会社員の旦那さまは時々打ち合わせなどで外出することもありますが、現在は週のほとんどが在宅勤務でほぼリモートワーク。

一方、お子さんがふたりとも小学生になり、下のお子さんが学校にも慣れてきた夏休み明けから、奥さまは週に2日のパート勤務を開始。まだお子さんが小さいことから働くことを躊躇されていたようですが、旦那さまがリモートワークで家にいる時間が増えたことから、思い切って働くことを決めたそうです。

奥さま:子どもが小学生になったら働きたいと以前から考えていたのですが、体調不良などで急にお休みしなければいけないことを考えると不安もあって……。でも夫がリモートワークになり、子どもたちが帰宅する時間に家にいてくれることが増えたので何かあったときも安心だと思い、働き始めることにしました。

洗濯はリレー形式の家事分担で負担を減らす!

奥さまが働き出したことをきっかけに、Sさんの家庭では家事分担を見直すことに。では、どのような話し合いがおこなわれたのでしょうか?

奥さま:子どもたちも小学生になってお手伝いできることも増えましたし、私は元々『家事が好き!』というタイプではないので(笑)、できるだけ家族で家事分担できるようなルーティンを1日のなかでつくれたらと考えました。

旦那さま:そこで洗濯に関しては、朝、出勤前にママが洗濯機をまわします。その後、洗濯ものを干すのは僕の役目。リモートワークが始まる前や休憩時間など、スキマ時間を活用しながら家事をおこなうようにしました。

奥さま:それと乾いたあとは子どもたちと一緒に、自分のものは自分でたたんでタンスにしまってもらうようにしました。働きながらひとりですべてやろうとすると大変ですが、家族全員のリレー形式で作業を分担することで、時間的にも精神的にも負担を軽減することができました。

家事分担は、夫婦だけでなく、お子さんも巻き込んでやることがポイントのようです。

掃除機は週末だけ。平日の床掃除はカンタンに

お子さんの成長にともなっておもちゃや勉強道具などが増え、少し手狭になってきたSさん一家のマンション暮らし。お掃除ロボットを活用することも考えましたが、旦那さまいわく「リビングが広くないのでわが家では難しい」とのことで断念。そこでSさんのおうちではクイックルワイパーと掃除機を併用して毎日の床掃除を進めることにしました。

旦那さま:僕がリモートワークをしているとオンラインミーティングもあったりして、掃除機の音が気になってしまうことがありました。そこで音が出ない方法はないかと考えたのが、クイックルワイパーの活用です。

奥さま:私の仕事がある日は床掃除が夜になってしまうことが多いのですが、クイックルワイパーなら遅い時間でも音を気にせずに使えます。また仕事がない日は、夫が働いている横でクイックルワイパーをサッとかけるだけと決めて、週末、きれい好きの夫に掃除機をかけてもらうことにしました。

そのほかにも奥さまは、ママ友やネットなどの口コミや情報を参考に、時短につながる便利グッズなども取り入れるように。なかでも「こすらずスプレーするだけのお風呂用の洗剤」はおすすめとのこと。旦那さまが進んで掃除してくれるようになっただけでなく、子どもたちもお手伝いしてくれるようになったそうです。

週末の夕食はパパと子どもでつくるホットプレートごはん

新型コロナウイルスの影響で、Sさん家族も週末は家で過ごす時間が増えました。「家族で一緒にいられる時間が長いのはうれしいのですが、なかなか外出や旅行の機会がなくなったのはさみしい」と旦那さまが感じるなか、毎日3回の食事づくりが奥さまにとって大きな負担に。特にお子さまが休校中は家族4人分の朝食・昼食・夕食を毎日考えて準備するだけで、1日があっとういう間に終わってしまったそうです。そのため食事もひと工夫するようにしました。

奥さま:夫がリモートワークになる前は、お昼は私だけなので簡単に済ませることもできましたが、そういうわけにもいかなくなり……

そこで取り入れたのが、週末の夕食はホットプレートを使ったお料理にすること。せっかくの週末におでかけできないので、子どもたちに家の中で楽しんでもらいたいなと思い、たこやきや、焼き肉などをやるようにしました。

旦那さま:ホットプレートがあるだけで食卓の雰囲気も変わり、ワクワクした気持ちにもなって、子どもたちも喜んでいます。準備も簡単なので、週末の夕食づくりはメニュー選びから私と子どもたちでおこなうようになりました。

ちょっとしたアイデアで奥さまの負担は軽減し、同時に家族の絆を深める時間もつくりだせたようですね。

「完璧を手放す」ことで生活にゆとりが生まれる

さらに食事については、平日の朝食メニューを定番化することにしました。

奥さま:以前はできるだけ子どもたちには手づくりのしっかりとした朝ごはんを食べさせなければ……と思っていたのですが、仕事の日の朝はどうしても余裕がありません。子どもたちが食べたいというメニューはいつも同じだし、割り切って主食はパン、コーンフレーク、冷凍ご飯を常に用意して、夫も子どもも好きなものを自分で選べるようにしてメニューを固定しました。

旦那さま:妻は栄養面でも工夫してくれました。ご飯ならおかずはたんぱく質を意識しながら食卓に出すだけの納豆や鮭フレークなどを用意。妻が準備しなくても、自分や子どもたちだけでも朝食を食べられるようにしました。

奥さま:ほかにもヨーグルトやバナナ、冷凍フルーツなどを常にストック。朝をカンタンメニューにしたぶん、野菜などは夜にしっかりとるようにして1日の食事のなかでバランスをとれればいいと考えることにしました。

奥さまいわく「完璧を求めるのを手放した」ことで、生活にゆとりが生まれるようになったとのこと。無理をしないことが、長く続けるコツのようです。

コロナをきっかけに家計を“見える化”

旦那さまのリモートワークをきっかけに家事分担を見直したことで、生活にゆとりが生まれ、夫婦で話し合う時間も増えたSさん家族。家事以外にもうひとつ夫婦を悩ませたのが「家計」です。

奥さま:子どもたちの習い事がコロナ禍でお休みになり、月謝がかからなくなったぶん、食費はかかるようになりました。夫もリモートワークで在宅の時間が増え、コロナ前と比較して電気代やガス代なども増え、家計にどんな変化があるのかを明確にしようと、夫婦で家計簿アプリを使うことにしたんです。

旦那さま:家計を見える化して共通の認識を持つことで、夫婦の会話が自然と増えました。どこを節約していくか、という話だけでなく、子どもの教育費のこと、住宅購入のこと、老後資金のことなども話し合うようになり、夫婦で同じ方向を見て子育てをしているという実感が持てています。

家計簿アプリの使い方は簡単。銀行口座やクレジットカードと連携したり、レシートをスマホで撮影したりするだけで、食費、光熱費などの家計の状況を把握することができます。夫婦であらためて家計を見直すことが、家族の未来を話すきっかけにもなるのですね。

家事分担で生まれた時間が家族の絆を深める

平日は仕事や家事、育児に大忙しのSさん夫婦の最近の楽しみが、サッカーを始めた長男の応援。「懸命にボールを追いかけて、少しずつ成長する姿を見られるのがなによりうれしい」と家族で過ごす週末を楽しんでいます。

このように、週末家事に追われずに過ごせるのも、奥さまだけに家事を任せきりにせず家族で分担しているからこそ。一緒に過ごす時間が増えたことで、より家族の絆が深まったと感じているそうです。

また、お子さんたちが学校へ出かけたあとにふたりでゆっくりコーヒーを飲んだり、夜、映画を見たりと、夫婦の時間も満喫しているとのこと。さらに旦那さまは在宅時間の長さを生かして、ヨーグルトメーカーを使ったアレンジレシピにハマり、奥さまは動画を見ながら筋トレをするなど、自分時間もしっかり確保したメリハリのある暮らしを実現させているようです。

「わが家の家事分担ルール」を話し合ってみよう

家事分担を習慣化し、長く続けるためには「こうしなければいけない」という思い込みを手放してみましょう。家事がラクになるグッズを取り入れたり、平日と週末で家事を振り分けたりと、簡単なことから夫婦で家事分担を始めるだけでも、生活にゆとりが生まれるきっかけになります。みなさんも「わが家の家事分担ルール」を家族で話し合ってみてくださいね。

今回伺ったお話からも、夫婦の家事分担にはコミュニケーションを通じてお互いの認識を合わせることが重要だとわかります。そのきっかけとして、たとえばSさんご家族のように、家計を“見える化”するということもアリかもしれません。いま、おうち時間が増えて食費や光熱費が増えているご家庭も多いはず。

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