「自分時間」のつくり方。育児も趣味も楽しむ家事の時短術とは?

2021/01/20

子育ても家事もこなしながら、いつも笑顔でいられてゆとりある生活を実現しているママやパパ。どうしたら毎日の家事に追われずに、いつも笑顔でいられるのでしょうか?そのキーワードのひとつが「自分時間」。上手に時短で家事をこなし、育児もしながら充実した日々を過ごすママに、自分時間のつくり方についてお話を伺いました。

平日の家事は割り切って!必要なことだけをシンプルにやる

今回、お話を伺ったのは、ママ専用オンラインスクールをはじめ、子育て家族のライフデザインブランド「Famm(ファム)」を展開する株式会社TIMERSの広報を務める前田暁美さん。2018年に第1子を出産し、2020年夏に育休から復職しました。現在は週のほとんどが在宅ワーク。そんな前田さんの1日の時間割がこちら。

6:45 起床、朝食準備
7:00 家族で朝食
7:30 自分の身じたくをすませる、洗濯
8:00 在宅ワーク開始
13:00 ランチタイム
17:00 在宅ワーク終了
17:45 保育園にお迎え
18:00 帰宅
18:15 夕食
19:00 子どもと入浴
20:00 子ども就寝
★自分時間
23:30 就寝

パパの帰宅は、いつも21時頃。そのため平日の夕方は育児参加ができません。お迎え後の時間は育児と家事に追われてしまいそう・・・

前田さん 夜、子どもが寝たあとの自分時間を大切にしたいので、洗濯や掃除などの家事はほとんど朝の時間帯に終わらせるようにしています。平日は帰宅が遅いぶん、朝の登園準備や保育園への送りはパパの担当。平日の朝食は簡単なもので済ませることに決めているので、準備にはほとんど時間がかかりません。そのぶんだけ早く始業することができ、終業も早くできるようにしています。

自分時間を生む時短家事術①平日の夕食づくりはミールキットが大活躍!

1日に3時間以上の自分時間を持てている前田さん。自分時間を生む時短家事術について聞いてみました。

前田さん 夫婦で時短ができる家電やサービスはどんどん生活に取り入れるのがモットー。ドラム式乾燥機付き洗濯機、食器洗浄機、お掃除ロボット、自動調理鍋などは育休から復帰する前に揃えました。平日は買い物に行く時間がもったいないので、宅配やネットスーパーをフル活用。スーパーやコープの宅配、クックパッドマートなどを利用しています。

夕食づくりも時短できるように、平日の夕食はミールキットが多いですね。包丁不要で焼くだけや温めるだけでよくて、種類も豊富なのでよく利用しています。自分で一からつくるときも平日は手の込んだものはつくらず、できるだけ工程の少ないものにするようにしています。

手の込んだ料理はパパと一緒に週末につくる

ぎょうざやハンバーグなど、工程の多い手の込んだ料理は、週末にパパと一緒にクッキング。忙しい平日と時間のある休日で、うまく家事を割り振るのがゆとりを生む前田家のスタイルのようです。

自分時間を生む時短家事術②床掃除はロボットと子どもにおまかせ!?

平日の床掃除は在宅ワーク中にお掃除ロボットにおまかせ。それ以外の汚れの気になる箇所は週末にまとめて掃除します。

前田さん 最近は2歳になった娘がお手伝いをしたがるようになったので、クイックルワイパーを持たせています。まだまだ上手にはできませんが、少しずつお手伝いの習慣が身につけばいいなと思っています。

また子どもがお手伝いや、自分で自分のことができるように、衣類やおもちゃは娘の手が届く場所に置き、着替えやお片づけを毎日の習慣にするようにしました。これは、どちらも親が教えたというより、保育園で自然と身につけたこと。保育園から『今日はこんなことができるようになりました』と細かくフィードバックしてくれるので、その延長で家でも娘が自分からいろいろなことができるように工夫しています。そうすることで娘も成長できるし、私たちも助かっています。

家事分担ルールを決めないのが前田家ルール!

朝の育児はパパ、夜の育児はママ、とうまく分担できている前田さん夫婦。一方で「家事分担」は、ルールを決めないのが前田家のやり方です。

前田さん お互いの勤務スタイルから、育児の分担は時間帯で分ける方が効率がいいと思ったので、私の育休復帰後から今の形になりました。家事分担は、あらかじめ役割を決めることも考えはしましたが、そうしてしまうと、お互いやっていないことがあるだけでイライラしてしまうしストレスが大きい。ルール化しないほうが圧倒的に効率がいいし、心理的な負担が少ないと思ったので、わが家では「家事はできるほうがやる」ことにしています。

関連記事:家事分担で夫婦間の不満を解消! 方法とポイントを紹介。

自分時間は、副業やリラックスタイムに

このような家事の時短術で生まれた自分時間。前田さんはどのように過ごしているのでしょうか。

前田さん 育休中に『米国IPHI 妊婦と子供の睡眠コンサルタント』の資格を取得し、赤ちゃんの夜泣きや寝かしつけをサポートする『MAMA’S PARTNER』を立ち上げて睡眠講座や個別相談を開始しました。私が勤めているタイマーズは副業OKなので、平日の夜の自分時間は、個別相談に充てることが多いです。

前田さんが睡眠コンサルタントの資格を取得したのも、自分自身が寝かしつけで苦労した経験があったから。

前田さん 子どもが生まれて半年くらいたったときに寝かしつけに悩み、『このままでは自分の時間がまったくとれない……そんなの耐えられない!』と思っていろいろと調べるうちに知ったのが睡眠コンサルタントの仕事です。資格の勉強をしながら少しずつ実践してトレーニング(※)を重ねていくうちに、娘の寝かしつけが不要に。時間になったらベッドに寝かせて『おやすみなさい』と言うだけでよくなりました。

またタイマーズではママ向けのウェブデザイナースクールを運営しており、たくさんの育休中のママが勉強しているのを見て、自分も育休中に何か学べるのではないかと感じたのも大きいです。

※参照:MAMA’S PARTNERのブログ

その経験を生かして平日の夜は子どもの夜泣きや寝かしつけに悩むママやパパをサポートする活動をしているほか、晩酌をするなど、ゆとりある時間も楽しんでいるそうです。

休日は交代で自分時間を満喫!

休日は平日にできない家事をまとめてするだけでなく、夫婦交代で子どもの面倒を見て、お互いに自分時間を満喫しています。

前田さん 先日は子連れではなかなか足を運べないスイーツビュッフェに行ってきました。夫は平日の夜の育児がないぶん、仕事帰りにジムに寄ってから帰宅したり、週末は娘とのふたりの時間を楽しんだりしているようです。

家事に追われないから「自分時間」も「夫婦時間」もつくれる!

夫婦で「自分時間」も「夫婦時間」も大事にしているという前田さん。その時間をつくるために家事を時短できるグッズやサービスは夫婦で積極的に利用しています。

前田さん 私がインスタや友人の口コミ、職場のママ・パパ社員たちとのネットワークなどでゲットした情報のなかから、取り入れたいものを見つけてきて、『これよさそうじゃない?』と夫にプレゼンします。『何がどのように優れているのか』をできるだけロジカルに伝えてあげると、夫も理解しやすいようです。

最後に家事に追われずに「自分時間」を生むコツを伺いました。

前田さん 大切なのは『自分時間を持ちたい』という強い気持ち。特に小さな子どもの育児をしていたら、自分時間は自らつくろうとしないと生まれないと思います。自分の時間があるからこそ、ゆとりが生まれ、娘と一緒にいる時間をより愛おしく思えるし、イライラして怒ったりすることもなくなります。それと『自分時間』と同じくらい『夫婦の時間』も大切。子どもが寝たあと、夫とお酒を飲みながらゆっくりくつろぐのも幸せな時間です。これからも家事を上手に賢く時短しながら、『自分時間』も『夫婦時間』も大事にしていきたいですね

家事を時短して「自分時間」も「家族一緒の時間」も楽しむ

日々の家事に追われると、自分時間をつくることができず、どうしても心の余裕がなくなってしまうもの。それでは、育児も趣味も楽しむことはできません。

前田さんは、平日の食事は時短ですませて家族がそろう週末に少し手の込んだ料理をしたり、お掃除も平日と週末でやることを分けたり、同じ時短でもメリハリをつけています。また、パパと育児を分担することでお互いの自分時間や、夫婦で過ごす時間もつくっています。前田家のように、家事は上手に時短して、自分時間も家族と過ごす時間も、どちらも大切にしたいですね。

⇨自分時間をつくる家事の時短術はこちら

家族や夫婦には、それぞれのスタイルがありますね。今回、お話を伺った前田家は『家事分担は決めない』がルール。ほかの夫婦は、どのように家事分担をしているのでしょうか?こちらの記事も参考にしてみてください。

<関連記事>
「わが家の家事分担ルール」ゆとりある生活を送る夫婦が教える無理のない家事の分担法

Top