持続可能(サステナブル)な社会のためにできること~東京都豊島区の例から【親子で学ぶエネルギーの未来】

2021/07/07

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語にすると「持続可能な開発目標」。持続可能=サステナナブルな社会を作っていくために、国連が定めたこの目標は、国や地方自治体、そして私たち一人ひとりがみんなで力を合わせ、達成に向けたアクションを起こしていかなければなりません。

今回は「SDGs未来都市」に選ばれている自治体の取り組み例などから、私たちがサステナブルな社会のために、ご家族できる身近なことについて一緒に考えてみましょう。

地方を元気にしながらさまざまな問題に取り組む「SDGs未来都市」

SDGs未来都市

日本では国や地方自治体によって、持続可能な社会実現に向けたさまざまな取り組みが行われています。

その1つが、「SDGs未来都市構想」です。SDGsを達成し日本の「SDGsモデル」を構築するために、地方創生分野において、優れた取り組みを提案した地方自治体を「SDGs未来都市」として国が選定しています。

2020年度の「SDGs未来都市」には、全国の33都市が選ばれています。

・岩手県岩手町   ・宮城県仙台市   ・宮城県石巻市 
・山形県鶴岡市   ・埼玉県春日部市  ・東京都豊島区
・神奈川県相模原市 ・石川県金沢市   ・石川県加賀市
・石川県能美市   ・長野県大町市   ・岐阜県
・静岡県富士市   ・静岡県掛川市   ・愛知県岡崎市
・三重県      ・三重県いなべ市  ・滋賀県湖南市
・京都府亀岡市   ・大阪府・大阪市  ・大阪府豊中市
・大阪府富田林市  ・兵庫県明石市   ・岡山県倉敷市
・広島県東広島市  ・香川県三豊市   ・愛媛県松山市
・高知県土佐町   ・福岡県宗像市   ・長崎県対馬市
・熊本県水俣市   ・鹿児島県鹿児島市 ・沖縄県石垣市

出典:https://future-city.go.jp/data/pdf/sdgs/mirai_area.pdf

2020年度の応募自治体数は77件で、2019年度の57件より20件アップ。SDGsへの取り組みに関する意識が、年々地方自治体の間でも高まっていることが考えられます。SDGsの達成に向けて、地方創生も視野に入れながら、地域の企業や団体・個人などさまざまなステークホルダーと連携し、戦略的に取り組む動きは、今後ますます広がっていくでしょう。

参考:地方創生SDGs|地方創生SDGs・地方創生SDGs官民連携プラットフォーム・「環境未来都市」構想(内閣府)
「SDGs未来都市」とは?1分でわかるSDGs未来都市

東京都初!「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」にダブル選定された豊島区

豊島区の事例

「SDGs未来都市」に選出された中で、特に先導的な取り組みをしている自治体は「自治体SDGsモデル事業」に選ばれています。

・宮城県石巻市  ・東京都豊島区  ・石川県金沢市
・三重県いなべ市 ・京都府亀岡市  ・大阪府・大阪市
・大阪府富田林市 ・岡山県倉敷市  ・愛媛県松山市
・沖縄県石垣市

この中で、東京都で初めての「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」にダブル選定されたのが東京都豊島区です。

「消滅可能性都市からの脱却~持続して発展できる『国際アート・カルチャー都市』への挑戦~」をテーマに、豊島区SDGs未来都市計画では、「“まち全体が舞台の誰もが主役になれる”国際アート・カルチャー都市」を目指しています。

豊島区が行っている「教育・福祉・多文化共生・子育て支援」などの事業は、SDGsが掲げるさまざまな目標のゴールにつながっています。経済・社会・環境の3つの側面をつなぐ取り組みを重視し、アートやカルチャーをキーワードにSDGsなまちづくりを計画しています。

豊島区では「公園から広がるにぎわい」を大切にし、「自治体SDGsモデル事業」として「池袋駅周辺4公園を核にしたまちづくり」と「暮らしの中にある小さな公園の活用」を掲げています。地域や公園の個性・特性を生かしながら、地域や企業とも連携し、新たな交流やにぎわいを生み出していくための事業が進んでいます。

人と人とがつながることで、SDGs の理念である「誰一人取り残さない」社会の実現をめざしているんですね。

参考:地方創生SDGs|地方創生SDGs・地方創生SDGs官民連携プラットフォーム・「環境未来都市」構想(内閣府)
SDGs未来都市 豊島区|豊島区公式ホームページ

今日からアクション!ご家族でできるSDGsチャレンジ

家族でできる取り組み

豊島区ではこれらの事業に加えて、SDGsの17ゴールの実現に向け、区民が身近なことからSDGsに取り組めるよう「としまSDGsチャレンジブック」を作成しています。

豊島区民はもちろん、そのほかの自治体に住んでいる方にとっても、SDGsが身近に感じられ、気軽に始められるアイデアが豊富にあります。SDGsで達成すべき17のゴールになぞらえ、私たちの暮らしでも取り入れられそうなものを2つピックアップしてみました。

貧困をなくそう

●読まなくなった絵本やおもちゃを寄付しよう
●子どもの学習支援などのボランティアに参加しよう
●フェアトレードの商品を購入しよう

貧困は海外だけの問題ではありません。日本国内でも、平均的な暮らしと比べた場合の貧しさ(相対的貧困)は大きな問題になっています。地域やボランティア団体などの取り組みに、ご家族で参加できることはないか考えてみましょう。

飢餓をゼロに

●栄養バランスを見直し、質のよい食事を心がけよう
●「子ども食堂」や「おとな食堂」を紹介しよう
●ファーマーズマーケットで新鮮な野菜を買おう

世界には栄養不足で苦しむ人たちがたくさんいます。お菓子やジュース、脂っこい料理など偏った食事を続けることは、自分自身の健康のためにもよくありません。食の豊かさに感謝して、栄養バランスのとれた食事で、毎日元気に過ごしたいですね。

持続可能なエネルギーのために、私たちができることは?

私たちができること

「としまSDGsチャレンジブック」で紹介されている、SDGsの17のゴールを達成するためのアクションの中には、私たちの暮らしに欠かせない「エネルギー」にかかわるものもあります。

エネルギーをみんなに そしてクリーンに

●買い替えの際には省エネ商品を選ぼう
●使っていない電化製品のコンセントは抜き、電気をこまめに消そう
●電気バス「IKEBUS」などの公共交通機関を使って移動しよう

地球温暖化の防止のためにできることには、電力の無駄遣いをやめること、そして環境にやさしいエネルギーを活用することなどがあります。地球環境を守りながら電力を供給する、クリーンなエネルギーにも注目してみましょう。

気候変動に具体的な対策を

●クールビズ・ウォームビズを心がけ、冷暖房を使わないよう工夫しよう
●防災訓練に参加し、日頃から自然災害に備えよう
●カーボン・オフセットの商品やサービスを利用しよう

気候変動の問題は、早急な対策が求められています。温室効果ガスの増加による地球温暖化を止めるためには、世界の国々が協力して対策を進めなくてはなりません。私たちもクールビズやウォームビズなど、ちょっとした工夫からエネルギーの使用量を減らして、二酸化炭素の排出量を減らしていきましょう。

⇒明日から実践できる、ご家庭の地球温暖化対策はこちら

身近な自治体の取り組みにも目を向けて、親子でエネルギーの未来を考えてみよう

東京都豊島区の取り組みから、SDGs達成に向け私たちができるアクションを紹介しました。豊島区以外にも、SDGs未来都市に選ばれている自治体はたくさんあります。お住まいの都道府県や近隣都市ではどんな取り組みが行われているのか、親子でリサーチしてみるのもいいですね。

「親子で学ぶエネルギーの未来」シリーズでは、身近だからこそ日頃は意識しない電気やガスといったエネルギーについて、「親子で学ぶ」をテーマにさまざまな記事を紹介しています。今回取りあげた持続可能な社会の実現のためには欠かせない、再生可能エネルギーについて、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

ヒナタオエナジーではヒナタオソーラーという太陽光発電システムを展開しています。初期費用0円かつこれまで屋上への設置が難しかったマンションにも設置可能です。おうち時間が長くなっている今、ご家庭で使用するエネルギーについて検討してみてはいかがでしょうか。

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