エコ&節約で一石二鳥!“もったいない”フードロスを減らす暮らし方

2020/10/05

日本では1年で600万トンを超える食品が廃棄されています。主な理由の3つが食べきれずに廃棄される「食べ残し」、賞味期限切れで手つかずのまま捨てられる「直接廃棄」、食べられるのに厚くむきすぎた野菜の皮などの「過剰除去」(※1)。

このような”もったいない”を減らすことは食費の節約だけでなく、地球環境を守ることにもつながります。毎日の生活のなかで、無理なくできる家計にも地球にもやさしい「フードロスを減らす暮らし方」を紹介します。

※1)環境省「食品ロスポータルサイト

【買い物編】家にあるものを事前にチェック。買うのは必要なものだけ

たとえば買い物をして家に帰ったら同じ食材があったことや、お買い得品になっていたからとたくさん購入したけれど結局食べきれなかった……などといった経験が、誰でも一度はあるのではないでしょうか。

「お買い得」や「セール」といった言葉にはついつい惹かれてしまいますが、食費節約の観点からもフードロスを防ぐためも、買い物をするときには冷静な視点をもっていたいもの。

スーパーなどに買い物に出かける前は、冷蔵庫の中身やストック食材の在庫状況をチェック。本当に必要なものを、食べきれる量だけ購入する習慣をつけましょう。足りないものに気づいたらメモを残しておくのもいいですし、買い物の前に冷蔵庫のなかをスマートフォンのカメラで撮影しておくと、「あれ冷蔵庫にあったかな?」というときに、簡単にチェックできて便利です。

陳列棚の奥から取るのはちょっと待って!

買い物をするときにできるだけ賞味期限が長いものを買おうと、陳列棚の奥のほうから商品を取ることがありますが、すぐに食べる予定の商品まで同じようにしていませんか?期限切れが迫っている商品が残されてしまい、その結果、期限が切れてしまったりすると、返品や廃棄となるためフードロスの原因に。すぐに食べる予定があるものなら期限までが短い商品を手前から取ることで、“もったいない”を防ぐことができます。

【冷蔵庫編】整理された冷蔵庫はフードロスを減らし節約を生む!

冷蔵庫をきれいに整頓しておくことで、食品の重複購入を防ぎ、フードロスを減らせるほか、調理時間の時短、電気代の節約にもなります。ついつい詰め込みすぎてしまう冷蔵庫ですが、定期的に中身を見直してみましょう。

詰め込みすぎはNG!冷蔵庫の収納は7割が目安

冷蔵庫は詰め込みすぎると電気代が余計にかかってしまううえに、奥のほうが見えなくなったりして食べ忘れを生む原因にも。収納率は7割を目安に。レトルトパウチ食品や缶詰めなど常温で保存できるものまで冷蔵庫に入れていないかチェック。

つくりおきおかずの保存は中身の見える容器に

あると便利なつくりおきおかずですが、食べきれなければフードロスとなり、ごみになってしまいます。しっかり最後までおいしく食べられるよう、透明プラスチックやガラス製の容器に入れて保存を。迷わず取り出せて、残りの量もわかるので食べ忘れを防げます。

食材や調味料はいつもの定位置へ!

いつも冷蔵庫に入っている食材や調味料、飲みものなどは定位置を決めておきましょう。買い物をしたあとに、「ないと思っていたものがあった!」ということがなくなるので、フードロス削減に効果的。逆に「あると思っていたケチャップがない!」ということも減らせて、調理のときに慌てずにすみます。また冷蔵庫を開けて食材を探す時間が減るため電気代の節約にもなりますし、調理時間も短縮できます。

【料理編】毎回、おいしく最後まで食べきれる量をつくることが鉄則!

家族でおいしく食べきれる料理の量は、意外といつも同じとは限りません。体調やスケジュール、子どもの成長などによって変化します。買い物や調理の前に、家族の体調や外食の予定などを把握しておきましょう。食材を無駄にしないためにも、日頃から家族のコミュニケーションを!

食材が長持ちするよう保存方法も工夫して

冷蔵庫の中に野菜保存して食べきらないうちに鮮度も味も落ちてしまった……ということを防ぐため、一度に食べきれない分の食材は購入後、保存方法を工夫して長持ちさせましょう。たとえば野菜は種類によって冷凍したり乾燥させたりすることで、最後までおいしく食べきれます。また肉類は下味をつけて使いやすい分量に分け冷凍すれば、解凍後すぐに調理できるので、料理の時短にもなり便利です。

フードロスを生まない保存食の備蓄法

災害などに備えて備蓄している保存食。肝心なときに賞味期限が切れていたり、食べないうちにフードロスになってしまったり……ということにならないよう、「普段使い」で備蓄するのがおすすめです。

普段食べている食材を多めに買って備えておき、毎日の食事で必要な分を食べてしまってOK。食べた分だけ買い足してまた備えておくを繰り返す「ローリングストック法」を取り入れるだけで、自然と非常時に備えることができ、食品を無駄にすることもありません。また、災害のときにいつも慣れたものを食べることができるから、子どものいる家庭も安心です。

【外食編】大切なのは「一度に注文しすぎない」こと!

おいしそうな料理を前に、外食のときはついつい多く頼んでしまいがち。せっかくのおいしい料理も食べきれずに残してしまえば、フードロスとなって捨てられてしまいます。注文の前に量をお店の人に確認するなど、人数や空腹の度合いに合わせて「食べられる分だけ」注文するようにしましょう。

ハーフサイズや小盛メニューを上手に活用

せっかくの外食だから、あれもこれも食べたい!そんなとき、お店によってはハーフサイズや小盛りメニューを設定している場合があります。人数に合わせた適正な量をお店の人に相談するのもいいですね。子どもと一緒に外食するときにも活用できます。

食べられない食材が入っていないか確認

苦手な食べ物は人それぞれ。苦手の度合いも異なりますから、「これが入っていると食べられない!」という食材があれば事前に確認を。無理なく食べ残しをなくせます。

フードロスを減らして家計にも地球にもやさしい生活を!

日本人一人あたりに換算すると、毎日お茶碗1杯分の食品がごみとして捨てられています。食べられるのに捨てられてしまう“もったいない”食品を少しでもなくすには「買いすぎない」「つくりすぎない」ことが大切。フードロスはちょっとした心がけで削減することができます。今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ取り組んでみてください。

こうした”もったいない”は、私たちの生活を見渡すとほかにもたくさんあります。たとえば電気の無駄使い。ちょっとした工夫で、家計に直結する電気代の節約にも、エコにもつながります。

⇒省エネ&節電!電気代の節約術はこちら

無駄を削減することは、お財布にも地球の環境にもやさしいということ。そんなエコライフ、はじめてみませんか?

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